【TELC】B1合格者が語る!試験当日の体験レポート。試験の流れや注意したいポイントもお伝えします!

Goethe・TELC

皆さんこんにちは、Mimikoです。

この度、TELC B1試験に無事合格しました〜!試験に向けて勉強を続けてきた日々が、目に見えて評価されるのはとっても嬉しいですね!!

今日は、その喜びを皆さんとシェアしつつ、実際の試験がどのように行われるのか、当日の様子を詳しくレポートしたいと思います。

私が受けた試験会場の雰囲気や、どんな準備が必要だったのか、当日の流れなど、これから受験を考えている方々の参考になれば幸いです。

早速見ていきましょう!

はじめに

◼︎TELCとは?

TELCとは、The European Language Certificates の略称で、日本語訳すると欧州語学試験となります。国際的に認められている語学試験で、公的なドイツ語力の証明として有効です。

例えば、大学入学やビザ発行の要件にある語学力をTELC試験に合格することで証明できます。

レベルは6つに分かれており、初級→上級の順でA1→A2→B1→B2→C1→C2という括りになっています。

ドイツの一般的な目安としては、大学入学に必要なレベルがC1、就職で必要なレベルがB2、永住権を取るのに必要なレベルがB1となっています。

① 試験準備

◼︎試験の申し込み方法

TELCは、TELCに認められた様々な語学学校が代行して開催されています。申し込みのためには、TELCを開催している機関を探し、それぞれの学校が用意している申し込みフォームから申し込みをします。

テストはTELCなのでどの学校も同じですが、申し込み方法や日程、金額は主催している語学学校ごとに違うので注意してください。

一般的にはオンラインで申し込みをし、日程や持ち物など、詳細のメールが届く流れになります。

◼︎試験対策

TELC試験は4項目あり、内容はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングです。すべての項目で60%以上の正答率で合格とみなされます。

そのため、合格するにはそれぞれの項目に対して対策が必要になります。

筆者の勉強で使用した教材について下記の記事でまとめていますので、気になる方は是非みてみてください。

② 試験当日

◼︎当日の持ち物

一般的な当日の持ち物は以下の通りです。

◻︎公的な身分証明書(パスポート、ビザなど)
◻︎鉛筆もしくはシャープペンシルと消しゴム(ボールペンの利用は認められていません)
◻︎腕時計 (電子時計のような、いかなる電子機器も禁止)
◻︎申し込み完了のメールなど(念の為)
◻︎水分補給のための水やお茶、必要であればスナック

当日はリスニング〜スピーキングまで4項目を行うので4〜5時間かかります。水分補給できるものを持っていくことをお勧めします!

◼︎受け付け

受付では、自分の名前と受験するレベルを伝えて身分証明書を見せます。本人確認のため、生年月日を聞かれることがありますので、きちんと答えられるようにしておきましょう!

試験管
試験管

・Wann haben Sie Geburtstag?
・Wann ist Ihr Geburtstag?

受験者
受験者

・Mein Geburtstag ist der 1. Januar 2000.
・Ich habe am 1. Januar 2000 Geburtstag.
・Ich bin am 1. Januar 2000 geboren.

◼︎試験の流れ

試験当日のスケジュールや、各4セクション(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)の具体的な流れを解説します。

試験の流れとしては、Schriftliche Prüfung(筆記試験)Mündliche Prüfung(口頭試験)に分かれています。

Schriftliche Prüfung(筆記試験)の項目は、下記の3項目で休憩なくノンストップで行われます。
Lesen(リーディング)
Hören(リスニング)
③ Schreiben(ライティング)

Mündliche Prüfung(口頭試験)の項目はSprechen(スピーキング)の1項目です。

一般的にSchriftliche Prüfungの3項目のあと、休憩があり、Mündliche Prüfungが行われます。

各項目の詳細は下記の通りです!

Lesen(リーディング)

リーディングセクションは90分間の試験です。読解問題文法問題の2つのセクションに分かれています。

・読解問題:3パートあり、 合計20問あります。(設問1〜20)
・文法問題:2パートあり、合計20問あります。(設問21〜40)

Hören(リスニング)

リスニングセクションは約30分間の試験です。
3パートで構成され合計20問あります。(設問41〜60)

Schreiben(ライティング)

ライティングセクションは30分間の試験です。
テーマに沿ってE-Mailを書くという試験内容です。

Sprechen(スピーキング)

スピーキング試験は約15分間の試験です。
3つのパートがあり、同じレベルの受験者と2人のペアで試験を受けます。
試験前に約20分の準備時間が与えられ、そのタイミングでお題が書かれた紙を渡されます。そこにメモなどをしながら準備をし、20分経つと試験管のいる別部屋に案内され試験開始です。その時書いたメモは持っていくことができます。

3つのパートは下記の内容になっています。
① お互いを知る(お互いに自己紹介をし、質問をします)
② 出題されたテーマについて話す(一人一人話します)
③ 二人で何かを計画する(二人でパーティーやお見舞いなど、予定を立てます

筆者の試験のお題は、「二人で料理教室に行く予定を立てる」でした!

③ 試験後

◼︎試験を受けた感想と振り返り

当日の試験で一番不安なのはやはりスピーキングでした!
自分だけが喋るのではなく、同じレベルの受験者と話すので、自分のドイツ語が相手に伝わるか?相手のドイツ語がわかるのか?(訛りが強い国の人だったらどうしよう・・・等)不安要素がいっぱいでした。

実際はなんとかパートナーと話し、相手が言っていることが分からないことはありましが、そんな時は話題を変えたり、自分の意見を言ってなんとか切り抜けました。

これで大丈夫なのかな・・・と思っていましたが、ちゃんと点数をもらえていたので、おそらくですが二人の会話が噛み合わないことがあっても、自分の意見や質問などができれば点数がもらえる、と思います。


また、失敗した!と思ったのが、腕時計を持っていかなかったことです。試験会場には時計があったのですが、スピーキングの準備をする部屋には時計がなく、腕時計を持っていかなかった私はどれくらい時間が経っているのかわからず焦りました汗

これから受けられる皆様には腕時計を持っていかれることを強くお勧めします!笑

◼︎結果発表

結果に関しては、約4〜6週間で発表されます。
開催機関によって、発表方法は様々ですが、簡単な結果がメールで届き、公的な証明書が発送される(もしくは自分で取りに行く)というのが一般的です。

一番ドキドキする時間ですね・・・!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

スピーキングに一番不安を抱えている方は多いと思いますが、会話が止まってしまった際や、相手が言っていることが分からない時に切り抜ける技(質問を準備しておく等)を用意しておくとかなり合格率が上がると思います!完璧に喋れなくても全然合格できるので、自信を持ってくださいね☺︎

また、やはりドイツ語を毎日少しでもコツコツやることが大事!よろしければこちらもチェックしてみてください!

1日15分!でドイツ語を学ぼう!【gymglish】

この記事がこれからTELCを受けられる皆さんの参考になれば幸いです。
みんなでB1合格しましょう〜!!

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